グリーン周りからのアプローチショット、簡単そうに見えて意外とミスが出やすい場面ですよね。特に多いのが「ダフリ」のミス。ボールの手前を叩いてしまい、距離が全然足りない——そんな経験、誰しも一度はあるはず。
そこで今回は、「どうしてもアプローチでダフってしまう…」という方のために、ダフリを防ぐための超基本技術を3つに絞ってご紹介します。どれもすぐに実践できる内容なので、明日からのラウンドや練習にぜひ取り入れてみてください!
■ ダフリが起きる理由とは?
まず、アプローチでダフる主な原因は、クラブヘッドが地面に早く落ちてしまうことにあります。これにより、ボールの手前を打ってしまい、距離が出ない・方向がブレるといったミスが生まれます。
この動きは、多くの場合「構え方」や「クラブの使い方」によって引き起こされています。つまり、構えを見直すだけでも、ダフリは大きく減らせるのです。
■ ダフリを防ぐ!3つのシンプルな技術
① ボールと足の距離を近づける
アプローチショットでは、ボールとの距離をやや近くして構えるのが基本です。ボールが遠すぎると、体が前に突っ込んでダフリやすくなります。
ボールとの距離が近いと、クラブが縦に上がりやすくなり、上からキレイに入るようになります。これだけで「刺さるようなダフリ」が激減します。
✔ ポイント:クラブヘッド1つ分くらいの距離感を目安に!
② クラブを短く持つ
アプローチでは、クラブをグリップの下の方(短く)持つのが鉄則。短く持つことで、クラブの操作性が高まり、スイングの安定感が格段にアップします。
特に芝の上から打つ状況では、少しのミスが大きなズレにつながります。短く持てば、ヘッドの動きが安定し、余計なブレやダフリを防げます。
✔ ポイント:グリップエンドから指2〜3本分下を持つくらいが目安!
③ 体重を左足7:右足3のイメージで構える
スイング中に体が上下左右に動くと、クラブの入射角が不安定になります。そこで意識したいのが、体重配分を最初から左足7:右足3にすること。
こうすることで、インパクト時にヘッドが地面に入りすぎる(=ダフる)動きが抑えられるのです。スイング中も体重移動はほとんど意識せず、そのままのバランスで振るのがコツです。
✔ ポイント:最初に左足に体重を乗せたら、スイング中もそのまま!
■ まとめ|「構えを直す」だけでダフリは激減する!
アプローチのダフリは、スイング以前に「構え方」が原因のことがほとんど。つまり、スイングを大きく変えなくても、構えを整えるだけでミスは劇的に減らせるということです。
今回ご紹介した3つの基本をもう一度振り返ってみましょう。
✅ アプローチでダフらないための3つの基本技術
ボールとの距離を近くする
クラブを短く持つ
体重を左足7:右足3で構える
この3つを意識するだけで、アプローチの精度がグッと上がり、「寄せワン」の確率も高まります。特別なテクニックよりも、まずはこの「基本」を徹底してみてください。
次回のラウンドが、きっともっと楽しく、もっとスコアの出る一日になるはずです!
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