【ゴルフ上達】身体がきれいに回るための3つのポイント

〜上半身・下半身・重心移動の基本〜

こんにちは!
今回は「ゴルフで身体がきれいに回るためのポイント」について解説します。スイングの安定感や飛距離アップ、ケガの予防にも関わる大切なテーマです。

きれいに身体を回すためには、単に腕の振り方を工夫するだけでは不十分。
上半身・下半身・重心のバランスが連動することで、効率的なスイングが可能になります。

① 上半身(胸郭周り)の動きが鍵

ゴルフスイングで「回す」といえば、まず意識すべきは**胸郭(きょうかく)**です。胸郭とは、肋骨と背骨・胸骨で構成される胸のかごのような部分。

多くのゴルファーが「肩を回す」と考えがちですが、実は胸郭がしっかり回っていないと、腕や肩に頼った不安定なスイングになります。

✅ ポイント:

肩を無理にひねるのではなく、「みぞおち」を中心に上半身を回すイメージ

背中が丸まらないように、軽く胸を張る姿勢をキープ

肩甲骨の動きと連動させて、自然な回旋を意識する

簡単ドリル:

鏡の前でクラブを肩に乗せて、骨盤を動かさずに胸郭だけを左右に回してみましょう。可動域が広がるほど、スムーズなスイングが可能になります。

② 下半身(股関節)の使い方が安定感を生む

上半身が自由に回るためには、下半身の安定性が不可欠です。特に重要なのが股関節

股関節がうまく使えないと、体の軸がブレたり、回転力が逃げてしまいます。

✅ ポイント:

アドレス時は、軽くお尻を引いて「股関節に乗る」姿勢を作る

バックスイングでは右股関節、ダウンスイングでは左股関節に乗る意識

膝が前に出ないように、お尻の動きを意識する

簡単ドリル:

椅子に浅く座り、立ち上がる→座る動作をゆっくり繰り返してみましょう。
股関節から動く感覚が養われます。

③ 重心移動(バランス)でパワーを効率化

スイング中の重心移動は、身体の回転と連動させることで、パワーを効率的にボールへ伝えます。

重心が適切に移動しないと、体が突っ込んだり、手打ちになったりと、ミスの原因に。

✅ ポイント:

バックスイングで右足内側に体重が乗る(右利きの場合)

インパクトに向かって左足へスムーズに重心を移動させる

左足に体重が乗ったフィニッシュを意識する

簡単ドリル:

スイングの途中で一瞬動きを止め、左右の足の裏にかかっている体重を感じてみましょう。
どこに重心があるかを「感じる力」は、スイング改善の第一歩です。

まとめ:身体が回ると、ゴルフはもっと楽しくなる!

ゴルフのスイングは全身運動。
「上半身の回旋」「下半身の安定」「重心の移動」が連動することで、美しく、力強いスイングが完成します。

どれか一つでも欠けてしまうと、スイングに無理が生まれ、飛距離・方向性・安定感すべてに影響が出てしまいます。

まずは、自分の身体の動きに意識を向けることから始めてみましょう!

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