ゴルフ中の膝の痛みをテーピングとサポーターで即ケアし、ラウンドを快適に楽しむための活用法を解説します。初心者から上級者まで、自宅や練習場でサッと取り入れられるテクニックをマスターしましょう。
この記事でわかること
· ゴルフ膝痛が起こる仕組みとテーピング・サポーターのメリット
· キネシオテープによるテーピング手順(内側・外側痛別)
· 膝サポーターの選び方と装着ポイント
· 実践のコツと注意点
ゴルフ膝痛の原因とサポートギアの役割
ゴルフスイングでは踏み込みや切り返しの際、膝内側(MCL)や腸脛靱帯(ITB)に繰り返し負荷がかかり、炎症や靭帯ストレスを引き起こします。
テーピングは筋肉や靭帯の過度な伸張を抑え、セルフケアで痛みの緩和を狙う即効性ギア。サポーターは膝関節を圧迫・安定させ、動的サポートでフォームブレを予防します。
テーピング活用法(キネシオテープ編)
1. テープ選びのポイント
· 幅5cm前後のキネシオテープを用意する
· 通気性と伸縮性が高いものを選ぶ
2. 膝内側(MCL)への貼り方
1 膝を軽く曲げ(20~30度)、ゆるみをとった状態で始める。
2 テープの中心を膝内側の痛みポイント上に固定し、両端を大腿部→下腿部に向かって引っ張らずに貼る。
3 かぶれを防ぐため、最後は軽く皮膚に圧をかけながら定着させる。
3. 腸脛靱帯(ITB)への貼り方
4 膝外側の痛みライン(大腿骨外側上部→腸脛靱帯走行)に沿ってテープを配置。
5 テープの内側端を股関節外側に固定し、外側に向かって軽く引き伸ばしながら貼る。
6 四つ折りに畳んだ端部で剥がれを予防。
4. テーピングの効果を高めるコツ
· 貼った後20~30分は軽く歩行し、テープの密着感を確認。
· 汗や水に強いタイプならラウンド中の剥がれを防ぎやすい。
サポーター活用法:選び方と装着ポイント
種類 | 特徴 | オススメ用途 |
圧迫型 | 伸縮素材で膝を均等に圧迫 | 軽度の違和感・予防 |
固定型 | ヒンジ(支柱)入りで横ブレを防止 | 安定性重視、スイング補助 |
オープン型 | 膝蓋骨周りを部分的にサポート | 膝蓋腱炎などピンポイント |
· 膝サポーターは「痛む部位」「動作負荷」に合わせて選ぶのが鉄則。
· 固定力が強すぎると可動域が制限されるので、まずは圧迫型から試すと違和感が少ないです。
実践のコツと注意点
· テープは「痛みの出ない範囲」で内側・外側の位置を調整。
· サポーターは締め付け過ぎず、指一本が入る程度のフィット感を目安に。
· 長時間装着や汗で肌トラブルが起きやすいので、1回の使用は4~6時間を目安に。
· 根本改善にはストレッチ・筋力トレーニングと併用することが不可欠です。
まとめ&次のステップ
今回紹介したテーピング&サポーター活用法で、ラウンド中の膝痛を即ケアしつつフォーム安定をサポートできます。
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