【報告】5月26日浮間ジュニアレッスン会
5月26日(日)にジュニアレッスン会を開催しました。
場所は浮間ゴルフ場のゆりコース(ショートコース3H)、参加者は小学校低学年中心で、多くの子供達が「初めてのゴルフコース」でした。
ただ、当日は突然の真夏日(気温31°)となり、子供たちの熱中症が心配でした。
・突然の猛暑日で暑さに慣れていない
・子供は発汗機能が未発達で、体温を下げるのが苦手
・当日の暑さ指数は28以上(警戒レベル)
上記のような条件の中、15分~20分間隔で休憩し、水分補給とアイシング(首、手首、脇など)を繰り返しながら、ラウンドしましました。
風も吹いてくれたので、みんな、熱中症にならずに終えることができ良かったです(^^)
次回は9月15日(日)を予定しています。
ぜひご参加お待ちしております(^^)
ジュニアすこやか通信 No.5
【ゴルフで心を育む要素】その3
ライフスキル〈人生で直面するさまざまな問題や困難に対処し、乗り越えていく力〉の中で、子供たちに一番初めに学ばせようと思うのが「礼儀」ではないでしょうか。
それでは何故「礼儀」が大事なのでしょう?社会生活を営むには「秩序」と「コミュニケーション能力」が欠かせません。リスクのある接触には「危機管理」も必要です。
まず「挨拶」で相手を確かめ、「コミュニケーション」を取りながら相手の「表情」で意図を探ります。人間が生物の頂点に立てたのも、視力の発達で「表情」から「感情」を読み取れ、「秩序」ある社会を築き易くなったからだそうです。
その「秩序」は、「ルール」と「マナー」が要です。すべてに「気配り」をしたら疲れてしまいますが、それらを守りながらなら容易になりますよね。
「礼儀×ゴルフ」
ゴルフには必ず同伴プレーヤーがいます。相手は友人や家族だけではありません。年齢、性別、性格など様々です。そこで、お互いが気持ちよく楽しく18ホール(約4時間)プレーするためには、挨拶と笑顔、プレー中の気配りがとても大切だと気づきます。礼儀を知らない自分本位なゴルファーとプレーする機会もあるかもしれません。その時は反面教師にもなります。ゴルフのマナーやエチケットは同じ時間を過ごす人に対して「他者の気持ちを想像する事」を求めている内容がたくさん含まれています。
「他者への思いやり」は、「自信」と合わせ人格形成に無くてはならないものです。子供たちは、「信頼感」→「自立感」→「活動性」→「自発性」→「自己同一性」という人格発達課題を、それぞれの時期に達成してゆくことで成長し、「自己同一性」(アイデンティティ)を確立します。その時に「意欲」と「思いやり」を持てる青年になってもらいたいと思います。
コモゴルファーズアカデミーゼネラルマネージャー 三宅美知子
すこやか通信 vol.3
【ゴルフで心を育む要素】その1
「スポーツにはライフスキルを教えてくれる社会的価値がある」と欧米では考えられています。ゴルフでも、子供たちがさまざまなライフスキルを手に入れるチャンスがあります。
ファーストティープログラムの9コアバリューに習い、大事と思う価値観/ライフスキルについて考えてみましょう。
※ライフスキル・・人生で直面するさまざまな問題や困難に対処し、乗り越えていく力
「自信×ゴルフ」
自信とは何でしょうか?
ファーストティーでは、プレー結果に関係なく積極的な態度でいる、自分の得意なことを見つけることが[自信Confidence] になると言っています。
発達心理学では、乳児期に信頼感を達成した幼児は何でもやってみようとし、成功経験と失敗経験を繰り返して、そのバランスがあるとき自立感を得ます。成功体験の積み重ねで自信を獲得するのです。
小児万能感でも劣等感にも陥らず、自立感を達成した子供たちは、少年期に好奇心から活動性を充分に発揮して、積極的な意欲の基礎としていきます。
メンタルのスポーツとも言われるゴルフは、マイナスのイメージに囚われやすい側面があります。「池に入りそう」「ショートパットを外しそう」「フェアウェイが狭くてOBを打ちそう」など、頭の中にわりと簡単にマイナスの思考が入り込んできます。そんな中、ショットを成功させたり、パットを決めたりするために必要な能力の一つが「自分を信じる力」です。「自信を持って行動した方が良い結果に繋がる」という事にゴルフのゲームの中で気づく事ができれば、次はもっと自信を持って行動するために「準備をしよう」「練習をしよう」「努力をしよう」という考え方に繋がっていきます。
コモのキッズ体育塾やジュニアクラスでは、クラスのみんなと切磋琢磨しながら成功体験を増やして、積極的な意欲に繋がる自信を養って行きます。
コモゴルファーズアカデミーゼネラルマネージャー 三宅美知子