すこやか通信 vol.3
【ゴルフで心を育む要素】その1
「スポーツにはライフスキルを教えてくれる社会的価値がある」と欧米では考えられています。ゴルフでも、子供たちがさまざまなライフスキルを手に入れるチャンスがあります。
ファーストティープログラムの9コアバリューに習い、大事と思う価値観/ライフスキルについて考えてみましょう。
※ライフスキル・・人生で直面するさまざまな問題や困難に対処し、乗り越えていく力
「自信×ゴルフ」
自信とは何でしょうか?
ファーストティーでは、プレー結果に関係なく積極的な態度でいる、自分の得意なことを見つけることが[自信Confidence] になると言っています。
発達心理学では、乳児期に信頼感を達成した幼児は何でもやってみようとし、成功経験と失敗経験を繰り返して、そのバランスがあるとき自立感を得ます。成功体験の積み重ねで自信を獲得するのです。
小児万能感でも劣等感にも陥らず、自立感を達成した子供たちは、少年期に好奇心から活動性を充分に発揮して、積極的な意欲の基礎としていきます。
メンタルのスポーツとも言われるゴルフは、マイナスのイメージに囚われやすい側面があります。「池に入りそう」「ショートパットを外しそう」「フェアウェイが狭くてOBを打ちそう」など、頭の中にわりと簡単にマイナスの思考が入り込んできます。そんな中、ショットを成功させたり、パットを決めたりするために必要な能力の一つが「自分を信じる力」です。「自信を持って行動した方が良い結果に繋がる」という事にゴルフのゲームの中で気づく事ができれば、次はもっと自信を持って行動するために「準備をしよう」「練習をしよう」「努力をしよう」という考え方に繋がっていきます。
コモのキッズ体育塾やジュニアクラスでは、クラスのみんなと切磋琢磨しながら成功体験を増やして、積極的な意欲に繋がる自信を養って行きます。
コモゴルファーズアカデミーゼネラルマネージャー 三宅美知子