ビザ太平洋マスタ-ズ2ndラウンド観戦記

11/14御殿場にビザ太平洋マスタ-ズを見に行きました。 当日は、素晴らしい好天に恵まれ、紅葉も美しく、グリ-ン方向に富士山の見えるホ-ルでは、まるで絵画を見ているような景観で、グリ-ンは高速に仕上げられていて、ビッグト-ナメントに相応しい舞台でした。

お目当ては、今期米ツア-で賞金300万$以上稼いで凱旋帰国中の今田竜二プロと男子プロの人気No.1の石川 遼プロのプレ-です。もう一つの興味は、バンカ-レイキの配置でした。予選ラウンドのため、久保谷健一プロなど8組目まではゆったりと観戦できたのですが、9組片山晋呉、谷原秀人、イメルマン(今年のマスタ-ズチャンプ)から、周りにびっしりと人垣ができ、11組石川遼、今田竜二、矢野東が来ると身動きできないほどの人です。7番H178yd Par3のグリ-ン脇で彼らのショットを待っていると「あ!遼ちゃんが打った。もっとピンに寄って!」と沢山の女性ギャラリ-がつぶやくのです。3人ともグリ-ンオンで、もっとも遠い石川プロの1stパットが1M以上ショ-トするとどよめき、次を決めると「ナイスパ-!」と声が掛かる当代一の千両役者です。 今田プロは、2段グリ-ンの下からピンに向かって7-8Mのパットを決め、バ-ディ-。矢野プロも3M強のパットを決め、バ-ディ-と流石です。 8番ミドルホ-ルのティショットを見ようと追うのですが、あふれる人で前には進めず、断念して10番ティ-インググラウンド脇のギャラリ-スタンドで待つことにしました。 401ydのこのホ-ルは、球の落ちる当たりにバンカ-と木があるので、各選手はアイアンか5Wでティショットをしていました。初日トップだった石川プロが、今日はここまでに2つスコアを落としているように、ティショットを大きく曲げて左ラフに打ち込んでしまいました。ショットの前に入念に素振りしてイメ-ジを出そうとしたのですが。 後の二人は、一定のプリショットル-ティ-ンの後、フェアウェイに素晴らしい球を打って、ティ-インググラウンドを前に下りていきました。 これは左右がギャラリ-で埋まっているためのツア-の特例でしょう。 またパタ-の時にカップ周りをどうするか見ていたのですが、一流選手は次のプレ-ヤ-にも配慮して踏みません。横尾要プロは、40cm近く離れてカップから球を取り出すので、思慮深さが判り、好感が持てます。

さて、皆さんもゴルフ場で使うバンカ-レイキですが、ほとんどのコ-スは外置きとする事を決めた中で、太平洋クラブは中置きを発表して注目をあびました。どう処理しているか関心を持って見てきたのですが、意外にも外置きにしてありました。 試合中だけ、そうしたのでしょうか? 

このように見所沢山で昼食も食べないで歩き回ってしまいました。 ジャンボ尾崎が常に2ndオ-ナ-でショットし、全盛期を知るものとして寂しさを感じたこと等書きたいことも沢山あるのですが、これ位にします。 皆さんも機会を作って、一度観戦されることをお勧めします。 参考になりますよ!